痛みは悪?
あなたは“体の一部をどこかにぶつけた”経験がありますか?その時、「痛いっ!」と感じましたか?もちろん感じましたよね。この現象は「生体反応」といいます。ぶつけた事に対する痛みという反応です。
医療機関で受診する時の患者さんの訴えは、「痛いんです~」がほとんど。そして、「何とかしてください!」ですよね。「どんな方法でもいいので、この痛みをとってください(=懇願)」「この痛みさえなければ…(=悲哀)」と、悪の根源はこの痛みだ~というスタンスを取ります。
痛みはサイン
しかし、冷静に考えてほしいのです。もし、骨折していても、痛くなかったら(=どんどん動いてもっとひどくなる)、お酒を飲み過ぎても気分が悪くならなかったら(=もっと飲んで血管も内臓もボロボロになる)、運動し過ぎても疲れなかったら(=筋肉の破壊が起こる)…。こう考えると、痛みや不調は、最悪の事態を避けるための警告(サイン)であるとも思えませんか。体内からの警告(サイン)を無視せずに、守ることが大切です。
サインからの学び
最近疲れが取れにくいなどと感じたら、症状を軽減させる治療とともに、あなたの身体からの内なる声に、耳を傾けてみましょう。
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