東広島猫背矯正センターの後藤です。
今回は、姿勢がタイムに影響するスポーツ。水泳について書いていきます。
なぜタイムに影響するのか?
ひとつは【水の抵抗】です。
水がスムーズに流れ、極力抵抗を減らすのが重要です。真っ直ぐきれいに伸びてる姿勢が理想です。
しかし、猫背の姿勢はどうでしょうか?背中が丸くなっていたり、腰が反りすぎていたらどうですか?
水の流れに乱れがありそうじゃないですか?
これが抵抗を増やしてしまう原因になってしまいます。
他に【可動域の悪化】が出てきます。
・背中が丸くなる円背型の猫背の場合
背骨を構成する、椎骨が固まり動かなくなっているのです。そのタイプの人はバンザイをすると、耳の横まで腕が上がらなくなっています。
特に、クロールや背泳ぎバタフライで肩甲骨が上手動かないと、腕の回わし方や水を掴む動作が上手く出来なくなります。
・肩が前に出ている前肩型(巻肩)の場合
肩関節の動く範囲が狭くなっているので、これもクロールや背泳ぎバタフライでの腕の回し方がスムーズにいかなくなります。
肩が巻いてるのは、胸の筋肉や胸から腕に付いている筋肉が縮まっている状態です。後ろに引く可動域が狭くなっているため、肩関節に負担が掛かり故障の原因になっていきます。
・顔が前に出ている顔出し型の場合
頸椎と言われる首の骨が前に伸びています。よく言われるストレートネックの状態です。首だけではなく、背骨の動きも固まっているため、体幹と言われる身体の中心部分の動きがよくありません。
そのため、首や肩周りの筋肉が固まり、上手く肩が動かせない。体幹が固まっているため、身体のしなりを使った動きが出来ないという事が起きていきます。
曲がった姿勢のため、水の流れが悪く抵抗も大きくなります。
クロールや背泳ぎだけに影響があるかというと、そんな事はありません。平泳ぎやバタフライなど蹴り足を使う場合、体幹から足にかけての連動した動きが上手く出来ないためにスムーズな泳ぎが出来なくなります。
さらに、腰に負担が常にかかっているため腰痛に悩んでいる選手が多いのです。
【猫背の選手は、タイムが縮みにくい】
と感じています。それは、泳ぎに必要な腕肩の動きや、体幹や足の連動性が出来ていないためです。
筋力が足りないのだと、筋トレに励む選手が出て来ますが、いい結果は出て来ません。逆に力に任せた泳ぎになる可能性だってあります。
筋トレが悪いのではなく、まずは泳ぎの姿勢を見直してみる。身体の動きをチェックしてみる事が必要だと思います。
抵抗を少なく、ロスの少ないスムーズな泳ぎが必要ですから、まずは身体の柔軟性を作る。関節の可動域を改善して、泳ぎに必要な身体の動きや連動性を身につける必要があります。
そこが出来てからの筋トレなら、さらに競技力の向上が期待出来ると思います。
猫背矯正の視点から見た水泳について、書いてみました。
スマホやパソコンなどを、長時間使う事や長時間の勉強で、生活習慣自体が姿勢に悪い影響を与える時代となっています。
長く悩むくらいなら、姿勢の専門家に相談する方が早く解決出来るますよ。
姿勢が変わるだけで、解決していく事もあるんです。ぜひ相談して下さいね🎵
東広島猫背矯正センター(ボディバランス整骨院内)
✆082-424-4738

香川 尚之(かがわ なおゆき)

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