JR西条駅前から徒歩30秒。東広島猫背矯正センターの後藤です。

前回に続いて「肩こり」について猫背矯正から視点から話していきます。

『なぜ肩こりになるのか？』について考えてみます。

考えられる原因としては・・・

・筋肉の過度な使用

・血行障害による疲労物質の蓄積（動脈硬化による肩周りの筋肉への血行不良）

・不自然な体位、不良姿勢、円背、なで肩、側弯など同じ姿勢を長時間保った結果の血行不良

・心理的な緊張（ストレス）

・原因疾患があり、二次的に肩こりが起こるもの

が考えられます。

筋肉の過度な使用とは、肉体労働で肩の筋肉をよく動かす事や、重い物を肩に担いでいるなどです。使い過ぎて疲労物質が溜まり、こりや痛みを発生させます。

血行障害とは、血管に問題がある場合です。特に動脈硬化が考えられます。それにより、血行不良を起こし疲労物質が取り除かれ難くなり、こりが改善しにくい状態になります。

不自然な体位など姿勢の問題は、非常に多くの人に見られます。これは猫背も当てはまります。デスクワークや勉強、スマホ、家事、読書など同じ姿勢を長時間続けていると筋肉が緊張して肩こりに繋がります。

心理的な緊張、すなわちストレスも肩こりに繋がっていきます。ストレスにより身体の機能を調整してくれる自律神経の作用が乱れていきます。特に緊張した状態は交感神経という神経が優位に働くようになります。この神経は、身体を活発に動かすなど活動的に作用するのですが、身体に緊張という作用も起こしていきます。血管も収縮してしまうので全身の血行が悪くなります。ストレスの状態が長く続くと身体の緊張状態も長く続く事になり、肩こりを助長させてしまいます。

原因疾患とは、内臓の疾患・更年期障害・自律神経失調症・うつ病・肩関節周囲炎・変形性頚椎症・むち打ち症・目の疾患・低血圧・高血圧・心疾患・肺疾患などがあります。疾患から痛みが生じたり血流が悪くなったり、姿勢も影響を与えたりもします。そのために肩こりを生じてきます。スマホやパソコンを長時間使う事が多い近年では、慢性的な目の疲労がひどく肩こりも顕著に出ています。

このように、肩こりになるという事はただ肩の筋肉が硬くなるという事ではないのです。その裏には色々な原因が隠れているのです。

たかが肩こりと思うなかれ。されど肩こり。あなたの身体に起こっている事を考察して対処していく事はすごく大切です。

なにか思い当たる事があれば、すぐに相談して下さい。早い対応があなたの健康を守っていきます。

東広島猫背矯正センター（ボディバランス整骨院内）

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