今回は　「シンスプリント」についてお伝えします。

みなさんは「シンスプリント」はご存知でしょうか？

 

シンスプリントについて、解説する前に、、、

このようなお悩みのあなたへお勧め

・シンスプリントという病名を聞いたがことあるが、よく分からないあなた
・まさに今、シンスプリントで痛くて悩んでいるあなた
・学生さん、保護者、シンスプリントに興味があるというあなた

 

それでは、順に解説していきます。

①シンスプリントとは？

シンスプリントとは、すねの骨（内側）の炎症のことです。別名：疲労骨折とも言います。

【こんな人に多い】
★学生（10代）のスポーツ選手
★陸上・ランニングを休みなく練習する
★カラダが硬い

②症状

代表的な症状が、すねの内側の痛みです。

僕の身体でいうと、、、写真の赤い印の場所になります。

★走ると痛い
★すねの内側（赤い印がある場所）を押えると痛い

そういったあなたは、シンスプリントの可能性があります。

重症の場合は、、、、　歩いても痛い　です！！

・シンスプリントだと思わずに放っておいた
・ただの筋肉痛だと自然に治る思い放っておいた
・痛みを我慢していたが、痛みが引かない

→そして気が付いた時には、「シンスプリント（時すでに遅し）」　そういった事がよくあります。

ウチの治療院にも　「歩いていても痛い」　と言われる方も来られます。
そのような症状がある場合は、重症の方です。
（重症の場合は）練習をすぐに練習を中止する必要があります。

③原因

では何が原因なのか？

それは、

ジャンプやダッシュなどを繰り返し行う・痛みを我慢して行うこと

ただし、ジャンプやダッシュは僕らでも日常で行いますよね？

それぐらいの頻度では、シンスプリントになる可能性は、ほとんどありません。

④やってはダメなこと

自分で判断しない！！

「これぐらいの痛みなら放っておいても大丈夫だろう」

「まだ大丈夫！」

「これぐらい大したことないだろう」

など、軽い気持ちで判断することは危険です。

自分で判断してはいけない４つのこと

①アイシング

②ストレッチ

③マッサージ

④練習量、強度

 

①アイシング

とにかく痛ければアイシングという考えの方もいらっしゃいますが、アイシングも時と場合が重要です！！
急性の場合は良いのですが、慢性の場合は、血流を良くして早く治さないといけないのに、アイシングで冷やすことで血流を悪くさせてしまい逆に治りを悪くしてしまいます。

 

②ストレッチ

的確なタイミングでストレッチを行えば良いんですが、
あまりにも痛みがある時に（すねの骨の炎症なので、炎症して炎が燃えているような痛みある状態）ストレッチをして伸ばすと余計痛みが増してしまう恐れがあります。

 

③マッサージ

マッサージもストレッチの時と同様です。炎症したところ、痛みのある所を強く押してしまうとかえって痛みが強くなるケースがあります。

 

④練習量、強度

これが一番判断の難しいところなんです。
この練習には、自分の身体が（私の身体が）どこまで耐えられるのか？、どんな練習を行った方が良いのか？は専門の先生に相談するのが一番です。

今の現状をまず知らないとこの判断はできません。

 

最後に、当院には日々いろんな患者様がご来院されます。
その中でも、「シンスプリント」の症状でご来院される患者様の多くが学生とランナーです。

また、シンスプリントは重症（歩いても痛い）な場合、スポーツ復帰に３か月以上もかかる選手もいます！
（当院でも年間に数人は重症でご来院される患者様がいます。）

そういった状態になる前に！

今回お伝えしたことを参考にして頂き、健康に楽しくスポーツを送って頂けることを願っております。

他にもストレッチに関する動画などあげていますので、ぜひご覧になってみてください。

 

今回の動画はこちらから

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