JR西条駅前徒歩30秒。東広島猫背矯正センターの後藤です。

今回は

ヤバい!子供の猫背!

なにがどうヤバいのか、説明していきます。

最近、小学生の登校しているのを見て「あら~みんな前に屈んで歩いてるな〜」と感じたのです。

ランドセル

まずランドセル。これが重いんでしょうね、背中ではなく、腰やお尻の辺りまでズレ下がってます。

重さや重力でズレ下がったランドセルを支えるのに、みんな顔を前に出して背負っています。

これはいかがなものなのでしょうか?

ランドセルのメーカーは軽い物をと、色々工夫して作っていると思うのですが、中身が重いとなかなか大変ですよね。

それ以外に考えるのが、きちんと背中で背負えるように調整出来てるの?というところです。

背中の位置に合うように、ベルトの調整がきちんと出来ているのかが大切だと思います。

登下校の段階から悪い姿勢になっているのは、この子達は可哀想だな〜って感じてしまいます。

運動不足

姿勢を支えるのは、骨盤です。骨盤を真っすぐ立たせる事が出来ていると、猫背にはならないのです。

しかし、多くの子供は骨盤を真っすぐに立たせる事が難しい様です。

なぜかと言うと、

①運動不足。

②股関節が固まってしまう。

という事が関係しています。

特にコロナ禍を経験した子供達は、学校生活もままならず、外でも遊べず家の中で過ごした時間がとても長かったですね。

子供は外でたくさん游ぶ事で筋肉が発育していきます。鬼ごっこしたり、かくれんぼしたり。

その時期に運動出来ていないと、自然に運動不足になりますよね。運動により発達が見込まれる筋肉。その成長が不十分になってしまうと、しっかり骨盤を支えるのが難しくなってきます。

子供達の遊ぶ環境も問題になります。公園に遊びに行っても遊べる遊具が少なかったり、ボール遊びが出来ないなど制限を受けています。しっかり外遊びしようにも、出来にくい環境です。

そうなると、友達と遊びに行っても結局は家で游んでいるという事にもなっていませんか?

家で遊べば、座ってる事が多くなり、骨盤周りの筋肉や股関節は自然と硬くなっていきます。

使っていると柔らかくなる筋肉。運動不足や座っている時間が長いと、筋肉と股関節は硬くなっていくのです。そして上手く体を使えなくなって、姿勢が崩れてしまうのです。

運動不足、子供にとって成長や姿勢に悪影響を与えてしまいますね。

自信がない

自信がない子供も姿勢が悪くなっていきます。

自信のある子は、元気ハツラツと活発に動き回ったり、発言も活発にしていますよね。

自信のない子はどうでしょう?

座っている姿勢は先生から当てられないように、前かがみで小さくなっている。そうなってはいないでしょうか?

姿勢は、心の状態にも影響を受けてしまいます。

授業中は当てられないように、小さくなっている。背の高い子は目立つために、背中を丸めて小さく見せようとする。

自信のなさやストレス、コンプレックスで、小さく背中を丸めてしまう子供がいることも知っておいで下さいね。

要注意!

こういう状態の子供は、実は注意が必要なんです。

それは、姿勢を良くしたら「自信が持てる」、「コンプレックスを乗り越える事が出来る」と思うのは、間違いですからね。

「精神状態を知る」「悩みを聞く」というケアが必要なんです。心にあるものが改善しないと、姿勢も改善していきません。

自信がない、不安感、ストレスなど精神的な影響で、「背中を丸める」「縮こまる」「うつむきがちになる」など体に姿勢の変化が起こってきます。

そして、その先にあるものは・・・

体調不良が待ち構えているのです。

丸く屈んでしまう事で圧迫を受け続けて、お腹の調子が崩れてきます。「便秘や下痢が続く。」「食欲不振」など。

猫背になると首や背骨が歪んで、「朝が起きれない」、「夜の寝付きが悪い。」「生活のリズムが乱れてくる」など、自律神経の不調も。

姿勢が悪いために、常に首肩コリがあり背中や腰も痛くなる、身体的不調。

子供の日常では「学校での友達とのトラブル」、「先生から怒られた」、「発表会での劇でセリフを言う。」という事が出てきます。それは子供に、緊張や不安感を与えてしまい、すぐに体に影響が出てきます。

猫背は子供の心理状態を現している一面もある事を知っておいて下さい。

子供を猫背にしないために

子供が猫背になってしまう状況を説明してきました。

では、猫背にしないためになにを気をつけたらいいのか、なにを行うのがいいのか説明していきます。

子供に任せず、環境を整えていく事が必要になります。環境が整うと自然と姿勢が良くなっていきます。

①机と椅子のバランス

学習机かダイニングテーブルで勉強をする事が多いと思います。

良い姿勢を保つには、座った状態で机の高さが適切であるか?がポイントになります。

椅子に座って腕を下ろした時に、腕の肘が机の天板とだいたい同じ高さくらいが丁度いいです。

それよりも椅子が高くなると、自然に前に屈んでしまいます。反対に椅子が低過ぎると、腕が上に上がった状態になるので動かしにくくなります。学年が上がるに連れて身長も伸びてくるので高さが調整出来る物が良いです。

足の裏が床にしっかり着く状態が必要です。膝が90度になるくらいがベストです。足が着かず、プラプラと動かせる姿勢は安定しません。足が着かない場合はなにか台を置くと良いです。

あとは、椅子の座るところがツルツルしていない事。安定しなくなり、余計に変な姿勢になってしまいます。そして背もたれは、しっかりと固定されたものが良いです。

②服や靴のサイズ。

服のサイズが小さいとからだは窮屈になるので、縮こまりやすくなります。からだも動かしにくくなり動きが制限されてしまいます。大人も同じ事が言えます。きついサイズは、良い姿勢が取れなくなってしまいますよ!

靴は、からだを支える重要な部分です。立つ、歩く、走ると自分の重みをしっかり支えてくれています。サイズが小さいとは締め付けられて指は曲がった状態で足の裏でしっかり支えられなくなります。逆にサイズが大き過ぎると、靴の中で足が動いてしまい、安定させようとして変な歩き方がクセになってしまいます。

足元の環境が整わないと、足の各関節や骨盤の歪みが起こりやすくなり、猫背になったり運動時の怪我にもつながってしまいます。

子供の姿勢の悪さは、日常の生活で色々な影響を受けて悪化する事が分かったのではないかと思います。

子供の時に出来てしまった悪い姿勢は、なにもしなければ、そのまま変わる事がありません。小学生の時に猫背だな〜と思ってた子が、大学生になっても同じ姿勢だったので、驚いてしまった経験があります。

お子さんの姿勢が気になり始めたら、それは改善させないといけないタイミングだと思ます。

健全な成長のために、環境を整えたりチェックしたりしてあげて下さいね♪

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後藤 顕宏(ごとう あきひろ)

後藤 顕宏(ごとう あきひろ)

16歳からラグビーを始めて花園へ出場。 子供のラグビー指導に携わる中で、自信のスキルアップのために参加したキネシオテーピング講座で廿日出(院長)と出会った。 廿日出との出会いをキッカケに、子供3人いる状況だったが覚悟を決め仕事を辞めて「整体師」の学校へ通い技術と知識を学ぶ。 卒業と同時に当院へ入社し、現在は猫背矯正マイスターとして「100年BODY」をスローガンに患者様と向き合う。
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