テーピングについて
当院で使用するテーピングは「キネシオテープ」です。肌に優しくカブレにくい素材を使っていますので、2~4日貼ったままでいたほうが効果が持続します。
しかし、なかには肌の弱い方もいらっしゃいますので、もしカユミがでたら剥がして下さい。(濡れても大丈夫ですので入浴もOK!)
痛くない剥がし方のコツ
- テープを剥がすというよりも皮膚を逆方向に引っ張るようにすると、痛くないです。
- 毛並みに沿って剥がすと痛くないです。
- お風呂で石鹸を擦り込んで剥がすとスムーズです。
手術を勧められたら
あまりの腰痛のため病院を受診したら「手術しましょう」と言われたらどうします?誰もがあわてると思いますが以下の点に注意して下さい。
- 便意があるのに出ない、尿意があるのに出ない、これらの症状があれば緊急事態です。手術適応となります。
- 本当にそれしか方法がないのか?を確認する。
- もし手術を拒否した場合、医師は代替案を提供してくれるか?
- 信頼できる他の治療家に相談してみる。
- 手術した場合と、しない場合では術後5年の経過は変わらないというデータがある。
- 術後に今までの痛みとは違う表現しがたい不快な症状が出ることがある。
個人的な見解ですが、手術は緊急以外では最後の手段です。言われるままに最初の手段として後悔している方に多く出会います。何事も他人任せは危険です。自分の身体は自分で守りましょう。
運動療法について
「腰が痛いんですぅ」「じゃあ腹筋運動して鍛えて下さい」よくある光景ですが、これが効を奏している場合は10人に一人位でしょう。「膝が痛いんですう」「じゃあウォーキングで鍛えて下さい」これはますます痛みが増すパターンです。
これらの例はナニを現しているでしょうか?腹筋運動やウォーキングが問題なのではなく実行するタイミングが間違っているのです。
特に要注意なのは雑誌の特集などで「○○体操で○○痛が治った!」という非常に興味を引く運動療法などです。あなたの痛み具合にあわせて創っていませんので改善しないのならまだしも、悪化することもあります。もし、「こんな運動どうだろう?」とお考えの時は、一言ご相談下さい。
なお、家庭用治療機器についても同じ事が言えます。