最近は、インターネットの発達で、欲しい情報は端末のボタンを押すだけで、手に入るようになりました。
にもかかわらず、病人が一向に減らないのはナゼでしょう。それは、あなたが一生に渡ってお世話するはずの肉体なのに、どのように機能し、どのように反応し、どのように扱うのかの教育が全く成されていないからです。どなたにも学生時代、ほんの少し教科としては学んだ覚えはあると思いますが、ほとんどの方は記憶から消え失せ、どのように日常で応用するのかまでは学びません。
その結果、以下のようなおかしげな神話がはびこっています。当院では、目先の情報に左右されない、身体の原理原則に基づいたアドバイスをさせていただくように、心掛けております。
患者さん①
「先生、腰が痛いのは、腹筋が足らないからですかね?」
患者さん②
「ギックリ腰になったのは、私のきたえ方が足りないからですかね…」
患者さん③
「先生、どうやってきたえたら良いですか?」
まるでマゾです(笑)。
きたえりゃいいってもんじゃないです!! 休めて治るモノ、食べ物を変えて治るモノ、気持ちが変わると治るモノ…色々ありますので、担当の先生に、その時期にふさわしいアドバイスを聞きましょう。